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保険の入れ歯でも多くのケースに対応できますが、使用可能な材料や構造に限りがあります。そのため、噛み心地や見た目に満足がいかない場合もあります。そんな不満を解消するため、特殊な素材を使用した入れ歯を取り扱っています。
義歯(入れ歯)の種類(公的医療保険が適用されない自由診療)
金属床義歯
金属床義歯とは、主要部分が金属で作られた入れ歯を指します。
メリットとしては、プラスチックの物よりも強度が高いため薄く作る事ができ、装着時の違和感が少なく、舌の動きを邪魔しないので話しにくくなる事もありません。また、食事の際、温かい物や冷たい物の温度を感じ美味しく食べられるという特徴があります。
デメリットとしては、修理・調整が困難という点と、使用する金属によっては金属アレルギーを引き起こす場合があるという点が挙げられます。
料金等
料金 | 140,000~330,000円(税込) |
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治療期間 | 1.5ヶ月 |
治療回数 | 6回 |
磁性アタッチメント義歯(保険適用のものもある)
磁性アタッチメントとは、磁石で義歯を固定する技術です。
残った歯が歯周病や虫歯にあまり侵されておらず健全な場合で、キーパー(磁気金属)を装着できる歯根長(骨に埋まっている根の長さ)が十分にあることが条件です。
総入れ歯、部分入れ歯の両方に可能です。
磁性アタッチメント義歯のメリット
・入れ歯がはずれたりする可能性が低くなる
・金属性のバネ状の留め具金具の必要性がないものは、金属が見えないので見た目がいい。
・はめ外しが容易。
磁性アタッチメント義歯のデメリット
・歯の神経を取る必要が生じることがある
・MRI検査時(特に頭部)にはアーチファクト(キーパー付近の画像に影響が出てしまう)が発生するので、検査前に外さないといけない場合がある
料金等
料金 | 110,000~275,000円(税込) |
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治療期間 | 2~2.5ヶ月 |
治療回数 | 8~10回 |
コンフォート義歯
コンフォート義歯とは、入れ歯の裏側を生体用シリコンという弾性に富んだ材料で覆ったものです。
コンフォート義歯のメリット
・強い吸着力があり、入れ歯が外れにくい。
・シリコンがクッションの役割を果たすため、強く噛んだときに歯茎にかかる痛みを和らげてくれる。
コンフォート義歯のデメリット
・シリコンが剥がれてしまうことがある。
・シリコンは汚れがつきやすいので、毎日の手入れに注意が必要。
料金等
料金 | 220,000~300,000円(税込) |
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治療期間 | 1.5~2ヶ月 |
治療回数 | 8~10回 |
AI(CI)デンチャー
通常の部分入れ歯は金属製のバネ状の留め具を歯に引っ掛けて保持していますが、口を開けたときに金属の部分が見えるという難点がありました。
その点、AI(CI)デンチャーは、プラスチック製の義歯床(人工歯の土台で見た目は歯茎)と同じものを使用して留め具を作っているので、審美的に大変優れており、口元に自信が持てるようになります。
強度が必要な部分は、目立たない所で金属を使用します。
ノンクラスプ義歯のメリット
・入れ歯であることがわかりにくく、審美性に優れている。
ノンクラスプ義歯のデメリット
・壊れにくい材質ではあるが、万一壊れた場合には修理が難しい
料金等
料金 | 140,000~245,000円(税込) |
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治療期間 | 2~2.5ヶ月 |
治療回数 | 6回 |
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